庭の雑草対策!除草剤の散布方法とポイントは?
自宅にせっかく庭があるのにも関わらず、次から次へと雑草が生えてきて困っているという人も多いことでしょう。抜いても抜いてもすぐに成長することから手入れが全く追いつかず、これから除草剤を使いたいと思う人も多いかもしれません。
庭の雑草を一網打尽にできる便利なアイテムですが、どうやって種類を選べば良いのか分からないという人も多いかもしれません。効果的な使い方やポイント、注意点などについてしっかりと把握しておくことが求められます。
除草剤の種類
一般的に除草剤は大きく分けると液と粒剤の二つの種類があります。液体タイプの場合には葉っぱにかけて染み込ませることにより効果を発揮するもの、粒剤タイプの場合には土に撒いて根っこから吸収させることにより効果を発揮します。
用法用量、撒く手順も全く異なる為、それぞれの特徴を把握することが大切です。
散布のポイント
まず最初に巻く場所についてですが、液体タイプの場合には浸透が早く効果も高い為、この場所だけ除草したいという場合にピンポイントでまくことが大切です。からせたい植物の葉にふりかけて染み込ませることにより、その植物だけに影響を与えることが可能です。
粒剤タイプの場合には長時間かけてじっくりと効果を発揮します。建物の隙間や駐車場、周囲に畑がない庭などが適しています。雑草が生える前に散布することにより、除草効果が持続的に作用し発芽も防ぎます。
散布量についてですが、液体タイプであれば葉の表面が軽く濡れる程度で問題ありません。粒剤タイプは1平方メートルに対して10から40グラムほどをまきます。最初から丁寧にまくと途中で薬剤が不足する可能性も考えられます。処理する範囲全てに行き渡るように考えながらまくことが大切です。
効果的な散布のタイミングについてですが、種類により散布時期が大きく異なります。液体タイプであれば春から秋、4月から10月あたりが適しています。この時期に雑草が大きく成長するので、葉っぱや茎から薬剤が吸収されて作用します。一度の散布では処理しきれない可能性もあるため、4月から10月の間で2回ほど繰り返すようにしましょう。
粒剤タイプの場合には、2月から3月、9月から10月の年2回がおすすめです。雑草が生えていない状態が効果的であり、土壌に成分が作用することで雑草を枯らします。雑草が生えているのであれば、草刈りを終えてから使うようにしましょう。
また天候も重要な要素であり、雨が降っているとせっかくの薬剤が浸透せずに流れてしまうので、晴れている時を見計らって作業をすることが大切です。